『仲間と響きあう』
自分を大切に、仲間を大切に。
人と人が、お互い尊敬しあう関係をはぐくみ育てます。
人はみな「豊かな生活」を望みます。では、「豊かな生活」とは、いったいどんなものでしょうか。「お金持ち」と同義語ではないことは言うまでもありません。
豊かな生活とは、「一人ひとりが大切にされ、仲間関係が育ち、伝えあいが大事にされている生活」ではないかと考えます。
また、「個人を大切にする」と「集団を大切にする」は相反するものではなく、お互いに関連しあって人間として「豊かな人」になっていきます。
私たちは、気の会う「友達」とだけ生活しているわけではありません。大きくなればなるほど、いろんな人がいる集団に属していきます。「クラス」であったり「職場」であったり・・・。「クラス」の中には友達でない人もいます。「職場」の中には考えが違う人もいます。友達でないからといって、考えが違うからといって、無視をするわけではありません。ある程度の距離感を持つことも必要になってきます。
共同体として生きていくためには、そんな友達ではない「仲間」も大切にしていかなければなりません。
「友達」だけでなく「仲間」も尊敬しあえる関係が、豊かな生活や豊かな人を育んでいくのです。
「豊かな生活」をし「豊かな人」になる基盤が、「仲間と響きあう」ことだと考えます。